アロマストーンの定番である珪藻土や石膏。それらとは一線を画すのが、この天然石から削り出したアロマストーンです。
手にとれば心地よい重みがあり、自然が作り出した一つ一つ違う模様は、世界に二つとない天然石ならではの証です。
天然石は他の材に比べて素材そのものの匂いがほとんどないため、香りが混ざることなくお気に入りの精油本来のクリアな香りを純粋に楽しむことができます。
また、乾燥によって粉っぽくなったり、ポロポロと崩れたりする心配もありません。
天然の石だからこその丈夫さで、一生モノとして長く寄り添い、表面をサッと拭くだけでいつでも綺麗に保てるのも大きな魅力です。
お気に入りのオイルを垂らすたび、石の表面には「オイルの跡」が少しずつ重なっていきます。
これは大理石が香りをじっくりと吸い込んでいる証拠です。天然の大理石にとっては、使い込むほどに深みとツヤを与える「味わい」になります。
また、このアロマストーンはベース部分を広めに設計しているため、お気に入りのオイル容器を隣に置いておけるだけでなく、天然石が持つ表情を贅沢に味わうことができます。
まっさらな石があなたの選んだ香りをまとって「豊かに育っていく」変化を楽しみながら、世界にたった一つ、あなただけの質感へと移ろう体験をぜひお愉しみください。
唯一無二の表情について(必ずご確認ください)
本製品は原材料から一枚ずつ切り出して制作しております。
そのため、お届けする商品は商品画像と全く同じではございません。
一枚ごとに模様の入り方や色味、風合いが異なる「世界にひとつだけ」の表情を持っております。
素材の特性をご理解いただき、お手元に届いた唯一無二の出会いをお楽しみいただけますと幸いです。
【サイズ】
W130*D130*H85
【重量】
700g
【材の特徴】
〈天然大理石:ティノスグリーン(Tinos Green)の特徴〉
ティノスグリーンは、ギリシャのエーゲ海に浮かぶティノス島で採掘される、深い緑色が特徴の天然石です。
その気品ある佇まいから、古くから高級建築材として愛されています。
■ 色彩と模様
ティノスグリーン最大の魅力は、「フォレストグリーン」とも称される深く濃い緑色の地色にあります。
深い森のような暗緑色の中に、白い「方解石」が稲妻や網目のように走ることで、静寂さの中に生き生きとした動きが生まれています。
地色の緑は一色ではありません。薄緑や、ほんのり水色がかった部分が混ざり合い、繊細なグラデーションとなっています。
これは「水滑石(すいかせき)」という鉱物が含まれているためです。単なる平坦な色ではなく、エーゲ海の海辺のような奥行きのある美しい色の変化を楽しめます。
学術的には「蛇紋岩」に分類されますが、石材としては大理石の性質を併せ持つ非常にユニークな天然石です。
この石の組織は非常にきめ細かいため、研磨を施すことで、まるで鏡のように周囲を鮮明に映し出す滑らかな面と、深い艶が生まれます。
また、網目模様を形成する白い部分は、一般的な大理石の主成分と同じ炭酸カルシウムであることから、質感においても大理石と非常に高い親和性を持っています。
蛇紋岩特有の密度と、大理石特有のしっとりとした気品が融合することで、他の石材にはない格別の高級感を空間にもたらします。
■ 天然石ならではの繊細な性質
天然の産物であるため、一つの原石の中でも模様の密度や色の濃淡が異なります。これは「動く絵画」とも言える天然石ならではの醍醐味です。
〈天然大理石:アジャックス(Ajax White Marble)の特徴〉
アジャックスは、ギリシャ北部ドラマ県にある採石場で採掘され、最もポピュラーで使いやすい白大理石です。
大理石の代表格とも言えるアジャックス(レックスベナート)は、清潔感のある白にグレーの流れ模様はどんな空間にも馴染みやすい素材で、多くの建築やインテリアで愛されています。
■ 色彩と模様
濁りのない純度の高い純白の地色をベースに、薄いグレーや時には薄紫色を帯びた繊細な線状の模様が優雅に流れるアジャックス。
その佇まいは、青空の下に広がる降り積もったばかりの雪原を彷彿とさせ、差し込む日差しによって影の部分が青や紫にも見えるような、涼やかで気品あふれる色合いを湛えています。
■ 天然石ならではの個性
真っ白な地色に重なり合う灰色や紫がかった層は、長い年月が作り上げた神秘的な地層のようでもあり、天然石ならではの凛とした美しさと奥行きを空間に与えてくれます。
基本的には一方向へ流れるような模様ですが、細い糸状のものから、白地を二分するほど幅広なものまで千差万別です。
時折、グレーの大きな塊が現れたり、白とグレーが複雑に入り混じったりすることもあり、地層のような奥行きを感じさせます。
【長くご愛用いただくためのお手入れ・注意事項】
■ オイルのシミについて(アロマストーンとしての特性)
天然石は吸水性が高いため、オイルは「シミ」として残ります。
しかしアロマストーンにおいては、この染み込みこそが香りを蓄え、石に深みと艶を与える「エイジング(経年変化)」となります。そのため、オイルのシミ抜きをする必要はありません。重なり合う香りの記憶とともに、変化していく質感をお楽しみください。
■ 衝撃について
金属、砂、陶器の底などで細かな傷が入りやすく、強い衝撃や一点への荷重で「欠け」や「ひび割れ」が発生する恐れがあります。
引きずり等の摩擦を避け、角部などの衝撃には特に注意してください。
■ シミ・変色に対する注意
大理石は微細な穴が多く吸水性が高いため、水分や油分が非常に染み込みやすい素材です。
水、コーヒー、ワインなどを放置すると、内部まで浸透し落ちないシミとなります。
■ 汚れの種類別・対処法
※飲み物によるシミ:中性洗剤を水で薄め、柔らかい布で優しく拭き取ります。落ちにくい場合は、重曹と水を混ぜたペーストを布につけ、優しく撫でるように拭いてください。
※カビ・茶色いシミ: 研磨剤の成分率が20%未満の中性クレンザーを使用します。柔らかいスポンジに取り、力を入れすぎず優しく撫で洗いしてください。
■ シミ抜き実施時の注意点
※ 薬剤や洗浄剤を使用する際は、必ず目立たない場所で試し、変色や光沢の消失が起きないか確認してから全体に行ってください。
※上記の方法で改善されない頑固なシミについては、無理にこすらず、専門のクリーニング業者へ依頼することをお勧めします。
■ 酸性物質に対する注意
主成分が炭酸カルシウムであるため、酸に触れると表面が化学反応で溶けてしまいます。
レモン、酢、果汁、ワイン、酸性洗剤などが付着すると、表面が白く曇る(エッチング現象)ことがあります。
酸性の強いものを直接置かないよう注意してください。
浸透性吸水防止剤(例:ADスーパー)を使用することで、水分の浸透を抑制し、白華現象を防ぐことが可能です。